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●わたらせ教育フォーラム事始め
(長友 誠、WEF会員、桐生市、「共育つうしん」65号、2002年8月掲載) |
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わたらせ教育フォーラム(旧称:桐生地区教育懇談会)がスタートして、今年の8月で15年になりました。当時(1987年)私は桐生南高校に在職しており、高校教職員組合の学校役員をしていました。組合では「学級の定員減」が大きな活動目標であり、それを実現するためには、保護者や地域の人と一緒に運動をしていく必要があるとの認識を持ち、県内の各地で「教育懇談会活動」が始まりました。桐生地区では、県教職員組合(小中学校)の役員と一緒に数人が呼びかけ人となり、8月16日に準備会を開きました。 この準備会には、今の教育状況をなんとか変えていかなくてはという気持を持った人たちが、教員6名を含めて15名集まりました(男性8名、女性7名)。そして次のことを決めました。 (1) この会は懇談会を中心に活動し、家庭・学校の教育問題や悩みを話し合い、家庭・学校内で解決できるようにし、更にそれらを生じさせている社会的・政治的要因にまでも目を向けていく。 (2) この会には、教員も一般の人も、対等な立場で参加する。 (3) この日に集った人、及び次の会(第1回世話人会)に集まった人を世話人とし、今後の活動は世話人が計画し実行する。 (4) 9月をめどに教育懇談会を開催する。 (5) この懇談会を足がかりにして、できれば懇談会を地域(例えば中学校区)に広げていく。 8月30日に第1回世話人会を開き(19名参加)、代表世話人として、教員4人、一般人4人の計8人を選びました。そして10月4日に第1回教育懇談会を開くことができました。最初なのでテーマは設けず、少人数で話し合うため、参加者57名を4つに分けて話し合いました。 この懇談会で話題に出たことを基に、翌年(1988年)2月7日に4つの分科会を設け、第2回教育懇談会を実施しました。 分科会名は、 (1) 部活と子ども (2) 学力と生きる力 (3) 学校とPTA (4) 校則と学校の現状 で、参加者は34名でした。 第3回教育懇談会は、上の「学力と生きる力」を深めるため (1) 「落ちこぼし・落ちこぼれ」の対策 (2) 進路の選び方 (3) 子どもを勉強好きにするには の3つの分科会を設けて、同年6月12日に実施し、65名の参加がありました。 その後、これらの会を発展させたり、また新しい行事を設定したりして、試行錯誤を繰り返しながら活動が続いています。 「共育つうしん」(始めは「教育懇談会ニュース」)は最初の年(1987年)の12月に第1号が発刊されました。懇談会の時に徴収した参加費や、講演会であがった利潤を会の支出に当てていましたが、1992年に会員制に切り替えました。会ができて長年経ったので、役員も一般会員も随分入れ替わりがありました。 この会の始まりに焦点を当てて書きましたが、それは、その時の理念が今まで一貫して生きていると思うからです。それは、「話し合いが大事である」「教員・親などというように区別をしないで、一個の人間として対等に活動に参加する」「できるだけ一般の人の意向を汲み入れ、役員会で決まったことを忠実に実行していく」ということでしょうか。 スタート時の話し合いや行事を踏み台にして、その後、どういう行事や活動をどんな風に進めていったか、この会報誌の別の欄で、何回かに分けて書ければいいと思っています。 |
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